自動噴霧装置「なからっぽ」は宮崎県で誕生し、すでに大変多く施設園芸農家様に愛用していただいておりますが、全国的にはまだまだ知名度低いです。

スマート農業という言葉をよく耳にするようになり、国の補助事業としても近年積極的に取り上げられています。農業従事者の高齢化や人口減、競争力強化など考慮しても、日本の農業にとって省力化や生産性の向上はとても重要課題となっています。ですが、スマート農業というとその導入コストの高さが問題になっています。

「なからっぽ」は、最先端の植物工場とはいかなくても、導入コストを抑えながら出来るだけスマート農業に近づけられるよう工夫された装置です。

新規就農の際には、まずハウスの建設費用に多額の費用が嵩み、装置には思うようにお金が回せないという声を耳にします。

そこで、既存のハウスや圃場に、現在使用されている動力をそのまま活用したりして、出来るだけコストを下げて導入できる装置が自動噴霧装置「なからっぽ」でもあり、それが宮崎県内で急速に広がっている理由のひとつです。

使用方法や対象作物などによっては、性能的に不満な箇所も耳にすることはございますが、導入された方々はみなさん追加導入されており、一定の評価はいただけているのだと感じております。

とにかく皆さんが口を揃えておっしゃるのが「楽になった」「時間が作れるようになり助かっている。」ということです。